パソコンを使って音楽を作っていこう(以下DTMと記します)
とはいえ そもそも何から手をつけていいかわからない、、、
そんな方にオススメしたいのがMIDI検定という資格の取得です。
僕がDTMを始めた頃も「わからないことがわからない状態」でした。
そんな状態で無理やり進めたので機材を買っては失敗、、
音楽ソフトを買っては 音すら鳴らなくてそのまま断念、、
新しいソフトを買ってもチンプンカンプンみたいな 😥
随分、無駄な買い物をしました、、
その頃、MIDI検定の資格取得を先に済ましておけば、かなり時間短縮になっていたのに、、っとまあ今では、それもいい思い出ですが、、
この記事では、僕が MIDI検定1級 を最短の一年以内に取得した経験に基づき記事を書いています。
MIDI検定に興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
MIDI検定ってどんな資格?
MIDI検定とはを、一言で書くとDTM(パソコンを使っての音楽作成)に役立つ資格といえます。
DTMをする際に「どんな機材が必要か」など、これからDTMを始める方向けの4級から始まり、高度な打ち込みスキルと音楽表現を学べる1級まであります。
ポイント
4級は必須ではないのですがパソコンや音楽機材に詳しくない方は受験をお勧めします
4級使用教材はこちら
3級から1級の使用教材はこちら
MIDI検定1級まで最短の1年以内に取得する方法
MIDI検定1級を受験するには、3級、2級筆記試験、2級実技試験に合格しておく必要があります。
1級まで最短の1年以内に取得するには、3級から1級までストレート合格する必要があります。
とはいえ、そんなにハードルが高いわけでもありません。
合格ラインと試験時間には余裕がありますので、時間いっぱいできるだけ何回も見直して念には念を入れて受験するのがコツです。
勉強方法のコツは、ズバリ過去問対策です。時間に余裕のない方は、過去問を解いておくだけでも合格点には届くはずです。
よりスキルアップしたい方や、満点を目指したい方は、前述の教材にも目を通しておくと万全です。
意外と厄介なのが、MIDI検定2級の実技試験かもしれません。
ただ、勉強方法のコツは、やはり過去問対策です。
過去問で合格点なのに本試験だけ不合格ってことはないと思いますのでじっくり取り組みたいですね。
1級まで最短の1年以内に取得する方法をまとめると、MIDI検定1級の対策を含めひつこいですが過去問対策が効果的です。
おすすめ
2級筆記試験までは独学でも十分取得可能ですが、1級まで最短の1年で取得したい方は、教室に通われると、さらに万全です。
MIDI検定におすすめのDAW
結論から書きますと、使い慣れているDAWが一番かな〜っと思います。
とはいえ、個人的におすすめなのは、Cubaseです。
っと言うのは、個人的な相性もありますが、圧倒的なユーザー数なので、疑問が湧いた時に聞ける人が多いっと言うのが大きなメリットと言うわけです。
購入方法は様々ですが、音楽系の最大手通販サイトサウンドハウスでの購入が一番の定番かもしれませんね。
僕自身もCubaseをはじめ色々な音楽アイテムは、ほとんど サウンドハウス から購入しています。
STEINBERG ( スタインバーグ ) / Cubase Pro 11 通常版 DAWソフトウェア
ポイント
人によっては、高価な別途音源を購入されて制作される方もおられますが、Cubaseクラスだと付属音源だけでも十分かな〜っと個人的には思っています。
MIDI検定試験はこんな方にお勧め
- 音楽は好きだけど、パソコンはどうも苦手で、、っという方
- ギターやピアノの弾き語りをやっているけど、きちんと録音して配信してみたい
- 音楽ソフトを買ってみたのもの使い方がわからず断念、、マイクや周辺機器などとのパソコンの接続もよくわからない
こういったお悩みを持つ方は、MIDI検定取得が遠回りのようで実は近回りです。
MIDI検定難易度
ここでは それぞれの級の難易度と学習内容の説明を簡単に書いておきますので参考にしてみてください。
MIDI検定4級
難易度:基礎レベル(学習目安時間;5時間程度)
効果的な学習方法: ミュージックメディア入門 MIDI検定4級対応 改訂新版 1冊でOKです。
ちなみに独学で大丈夫です!
内容
- パソコンの基礎知識
- 実際の楽曲制作に必要な周辺機材の理解
- MIDIとオーディオの基礎知識
お勧め
3級からスタートする方も多いと思いますが、個人的には4級からの受験をお勧めします。
ちなみに僕もアマゾンで教材を買って4級から勉強しました。
MIDI検定3級
難易度:初級レベル(学習目安時間;最低5時間程度から〜)
内容
メディア、DAW、周辺機器の知識、書き出しのフォーマット及び音楽理論の基礎
教材
教材は、3級取得から1級取得までこの一冊で十分です。
ミュージッククリエイターハンドブック MIDI検定公式ガイド
こちらは アマゾンのリンクですが 教室に通っておられる方は、そちらで購入されるのもおすすめです。
MIDI検定2級(筆記試験)
難易度:初中級レベル(学習目安時間;最低5時間程度から〜)
内容
3級の内容を深堀しつつ、より実践向きの音楽制作の手順を学びます。
注意ポイント
2級は筆記試験と、実技試験があります。
実技試験を受験するには、先に筆記試験に合格しておく必要があります。
MIDI検定2級(実技試験)
難易度:中級レベル(学習目安時間;過去問 5年分ほど解いておく事をお勧めします)
内容
実際に音楽ソフトを使用しての打ち込みスキルの試験になります。
ポイント
楽曲制作の経験がある方は、おそらくMIDI検定2級(筆記試験)の合格まではすぐに到達するのではないでしょうか。
ただ、最初に戸惑うのが、MIDI検定2級(実技試験)だと、個人的には思っています。
ここで脱落する方が非常に多いみたいですね。
けれど、ここさえ乗り越えれば1級合格が見えてくるので踏ん張りどころですね!
MIDI検定1級
難易度:中上級レベル(学習目安時間;過去問 タイプが異なる楽曲を選び 3〜5年分ほど解いておく事をお勧めします)
内容
打ち込みの正確さが審査対象の一次審査と音楽表現が審査対象の二次審査に分かれています。
試験内容としては、MIDI検定2級(実技試験)の延長線のような感じなので、やはり踏ん張りどころは、MIDI検定2級(実技試験)です。
MIDI検定2級(実技試験)をしっかり通過していれば、MIDI検定1級は普通に合格できるのではないでしょうか。
MIDI検定って役に立つの?
これは僕の実感ですが、音楽制作をされている方には役立つと思っています。
ではどんな方には必要ないのかと言いますと、すでに楽曲提供などをされているプロの方や元々秀でた才能のある方とかですかね、、
現役のピアニストは、講師資格なんて持ってないですよね、、それと同じような感じです。
とはいえ、僕を含めほとんどの人はコツコツスキルアップして行かないと楽曲の向上に繋がらないので、そういう意味もあり、MIDI検定取得は、遠回りのようで近回りだと書きました。
僕の場合は当時オリジナル曲を一曲作成した時間が、MIDI検定を1級まで勉強した総時間と同じぐらいでした。
なので受験する負担は感じませんでした。むしろオリジナル曲を一曲仕上げる方がしんどかったです。
MIDI検定1級を取得すると打ち込みスキルも向上して後の楽曲制作の時短にも繋がりました。
僕自身、シアーミュージックでボーカルを習っていたのですが、ライブに出たりするときは、全てオリジナル曲を作成していました。
やはりカラオケ音源を自分で作成できると挑戦の幅も広がりますね
まとめ
以上、MIDI検定についてまとめてみました。
僕は、最短で、MIDI検定1級を取得したかったので全て満点を目標に受験しました(結果的には一度も満点は取れませんでしたが、、)
とはいえ、これからも楽曲制作をしていくわけで、実際の制作では満点でなければ配信することさえできません。
音の入力間違いなんてしたまま配信してる人なんていないですもんね、、
楽曲制作とは別物のような資格ですが、MIDI検定受験は、とてもいい経験になるのではないでしょうか。
あとがき(MIDI検定お役立ち音楽機材)
僕自身が使用しているMIDI検定お役立ち音楽機材をまとめてみました。
リンク先商品は、全て サウンドハウス のサイトからピックアップしています。
オーディオインターフェイス
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII
人気・ベストセラーで選ぶならSTEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkIIで決まりでしょうか、、
機能・用途とも汎用性が高くおすすめです。
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII オーディオインターフェイス 24bit/192kHz
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR242
こちらは、僕が使っているオーディオインターフェイスです。CubaseのみならずLogic Pro XなどのDAWとも相性抜群に感じています。
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR242 オーディオインターフェイス
MIDIキーボード
M-AUDIO ( エムオーディオ ) / Keystation49 mk3 USB MIDIキーボード 49鍵
こちらも僕が使っている機材です。値段が手頃でとても気に入っています。付属の音源も重宝しますよ!
M-AUDIO ( エムオーディオ ) / Keystation49 mk3 USB MIDIキーボード 49鍵
ソフト音源
MIDI検定受験に関しては、Cubase付属の音源でも十分かと思いますが、よりかっこよく楽曲を仕上げて審査員を驚かせてみたい方はこちらもおすすめです。
SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Omnisphere 2
ゴージャスな音色が特徴です。
ただ、音が良すぎるので、他の楽器とのバランスが難しく、逆効果になることもあるので注意は必要ですね。
SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Omnisphere 2
Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE 13 ULTIMATE
少々値段が張りますが、買っておいて損のないソフト音源ではないでしょうか、、僕が購入したのは、前々バージョンのKOMPLETE 10 ULTIMATEなのですが、時代の早さに驚きですね、、
Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE 13 ULTIMATE