音楽 life

【4536王道進行】楽曲作りに迷った時におすすめ【基本編と応用編】

2019年8月9日

王道進行 4536進行使い方

 

  • 初めて曲を作るとき
  • ちょっと気分を変えたいとき
  • 楽曲作りに迷った時や行き詰まったとき

様々な場面で使えるおすすめのコード進行が 4536王道進行です。

4536王道進行は 前回記事にしたカノン進行 と同じく完成された定番のコード進行!

なので 基本形のまま使っても おしゃれな曲に仕上がるというメリットがあります。

 

ループ系の音楽では 4536進行を変化させずシンプルに繰り返し、その代わりに他の要素(リズムや、楽器の抜き差しなど)で変化させたりすることも多いです。

 

ただ 本記事では、王道進行を 基本編と応用編でアレンジして変化させるという趣旨でまとめてみました。

 

王道進行とは 4536王道進行?!

4536進行 は 王道進行という言葉で使われることが一般的です。

その理由は わかりませんが 4536進行で曲を作ればヒットするという都市伝説もあるくらいです笑

おそらく4536進行を使った名作が多く そこからの由来となっているのでしょう。

 

そもそも 4536進行って何かと言いますと

キーがC(ハ長調)なら F G Em Am の進行を指します。

 

コードに 1から6の数字を照らし合わせると

C(1)  Dm(2)  Em(3)  F(4)  G(5)  Am(6)

つまり 4 5 3 6 の順番なので F G Em Am っというコード進行になるというわけです。

 

王道進行 4536進行使い方

 

 

【4536王道進行】基本編

ではまず基本編ということで 4536王道進行の基本形と 7th・テンションノートを加えたコード進行をまとめてみます。

基本形

まずは実際に F G Em Am の進行をサウンドで聞いてみましょう。

一小節にワンコード (コード音とリズムのみにしています)

 

⚠️音量に、注意してくださいね

 

まずは、この基本形を軸にして、少しずづ変化させていきたいと思います。

 

 

7th、テンションノートを加える

各コード 全てに7thを加えると

FM7 G7 Em7 Am7 っとなります

 

⚠️音量に、注意してくださいね

 

FM7とG7は、響きに特色があるので好みが分かれるかもしれませんね

では、さらにノートを追加していきますね

 

各コードにテンションを加えた例

上記の FM7 G7 Em7 Am7 にテンションを重ねた例ですが

F9 G Em11 Am9 っとしました。

 

⚠️音量に、注意してくださいね

 

m7には11thというテンションを重ねることも多いです。

甘く切ない響きなので好みの方も多いのではないでしょうか。

ちなみにGは三和音にしました。

ドミナントは7thを使うと緊張感が生まれるのであえて三和音にしています

 

7thやテンションノートを入れることで より世界観が広がるといったメリットが期待できます。

 

王道進行 4536進行使い方

 

 

【4536王道進行】応用編

ここからは、経過和音代理コードを使って思い切って変化させてみます。

とはいえ、よくある変化のさせ方なので参考にしてみてくださいね。

ちなみに、この方法はハウス系などのジャンルには合いません。

一般的なポップス系のアレンジに特化した使い方になります。

 

Dm7 G7 CM7 Am7

FM7 G7 Em7 Am7 を繰り返すと FM7 G7 Em7 Am7 FM7 G7 Em7 Am7 となりますが、二回目を Dm7 G7 CM7 Am7 っというコード進行に変化させると

FM7 G7 Em7 Am7 Dm7 G7 CM7 Am7 っとなります。

 

 

1回目は 4536進行で、2回目は終始感がある進行にしてみるのも、いいかもしれません。

 

 

ドミナント系のdimを使ってみる

これも、よくあるパターンですが、、借用和音っというやつです。

 

FM7 G7 Em7 Am7 Dm7 G7 CM7 Am7 を変化させ

Em7Em7/G#dim(E7)に分割、最後のAm7Am7/Gdim(C7)に分割、、に変えてみます

 

FM7 G7 Em7/G#dim Am7 Dm7 G7 CM7 Am7/Gdim

 

 

かなり特徴的なコード進行になるので、実際に使うのは難しかもしれませんが、、

 

 

【4536王道進行】実践編

以上、4536王道進行 を実際に楽曲に取り入れる方法をまとめてみました。

現時点の流行りは、コード進行をシンプルにしてテンションの響きの方を重視する流れです。

なので 応用編よりも基本編の使い方が主流となっています。

 

m7(マイナーセブンス)には 11th っというテンションが使えますし、

M7(メジャーセブンス)には #11th っというテンションが使えます。

今回は m7(マイナーセブンス)の11th を取り入れましたが、皆さんも色々ためしてみてくださいね。

 

 

-音楽 life
-,